ブランディングの価値 とは・・・
ブランディングの価値 とは・・・
こんばんは。開店堂デザインです。
ホームページのトップのコンテンツ内容と少々かぶりますが、
今日は少し真面目に、ブランディングの価値・意味・効果について
書きたいと思います。
なぜか後回しにされがちな『ブランディング戦略』
なんらかの事業、特にお店を始められるにあたって、
『コンセプト』をまずは考えられると思います。
- どういった場所で
- どういった雰囲気で
- どういった価格帯・メニュー内容で
- どういった人たちが
- どんな時に利用するのか
といったことです。
ではこのコンセプトを『どのようにして』実現すれば良いのでしょう?
ブランディング戦略とは、この『どのようにして』の部分に該当します。
そしてその範囲は、非常に広範にわたります。
店舗の設計デザインを業者に依頼する際に
コンセプトを設計デザイナーに伝え、店舗はしっかり作るけど、
予算もないので、あとは自力でなんとかする・・・・・・。
こういったケースが多いと思われますが、
コンセプトに合わないロゴや、ホームページ、ショップカード、
その他フライヤーなどの販促物が出回ることで、
宣伝どころか、逆効果になっているケースを数多く見かけます。
せっかく素敵な店舗なのに、
ツルツルのチラシ用紙に印刷された
微妙なデザインのフライヤーがポストに投函されているだけで、
魅力ある店舗の素敵感を損なっている。
と言えるわけです。
投函されたフライヤーに、気付かれない方がまだマシ。という状況です。
店舗を設計したデザイナーに同情してしまうことさえしばしば・・・。
『宣伝する』ということは、
単に『人に知ってもらう』ということではありません。
『どのように人に知ってもらうか』というのが宣伝なのです。
宣伝は、『やったからやらないよりはいいだろう』と
プラスの方向にしか作用しないと考えがちですが、
やった事によりマイナスに作用することも十分あり得るのです。
ブランディング戦略とは、そういった『残念なこと』を引き起こさないための、
ある種のルール作りのことを指します。
そしてそのルールは、
コンセプトに沿って設計デザインした『店舗』への投資や、
あなたのサービスや商品を、
確実に効果的かつ価値のあるものにします。
コンセプトとブランディング戦略は、
セットとなって初めて効果があると言えるのです。
その2へ続く・・・